「うれしょん」は、その呼び方の通り、「嬉しい」「大好き」といった気持ちの表れでもあります。トイレ以外の場所で排泄をする「おもらし」とは異なる意味の行動です。子犬の時期には、何にでも興味を示し、すぐに興奮します。成犬になるまでは仕方のないことであると考えておきましょう。
 
しかし、多くの飼い主さんが悩んでいるのは、子犬の頃のうれしょんではなく、成犬になってからのうれしょんではないでしょうか。成長してからも、うれしょんをしてしまう子には、嬉しいという気持ちの表現以外にはどのような原因が考えられるのでしょうか。

何故うれしょんをするのか

飼い主さんかが帰宅した際に嬉しくて興奮状態になる子も多いはずです。外で飼っている犬がうれしょんをするというのはあまり聞いたことがありませんが、室内で飼っている小型犬はうれしょんするとよく聞きますよね。室内犬の場合、おしっこを我慢してしまう犬もいます。それはおしっこをすると叱られるという変なイメージがついてしまっているからです。そして興奮する事によって括約筋が緩み、おもらしをしてしまうのです。
 
しかし、成犬になって、興奮していないのにおもらしをしてしまう場合、何らかの病気が考えられます。特に雌犬の場合は、肛門と尿道が近い為、膀胱炎にかかりやすいのです。動物病院で診察を受けましょう。
 
犬が不自然な行動、おかしい行動をした時には必ず何かの理由があります。その理由に早く気づく事が大切で、これは犬にとっても飼い主にとっても良い事です。


ストレスも大きく影響

犬は、ストレスから病気に繋がることが多いのです。大変デリケートで、飼い主の精神状態も影響します。飼い主がいつも怒っていると、臆病で神経質になってしまいます。飼い主さんがストレスなく、和やかに過ごすことが、愛犬の健康にも影響します。ストレスを溜めずに過ごさせてあげましょう。
 
また、適度の運動は小型犬であっても絶対に必要です。犬は運動によってストレスを発散させるのです。一日20~30分、散歩に連れていったり、天候や飼い主さんの都合で連れていけない場合には室内で沢山遊んであげましょう。

しつけ方は?

おもらしされてしまうと、叱ってしまうこともあるかと思います。しかし、絶対に叱らないであげましょう。うれしょんをしそうな素振りを見せた時には、すぐにトイレに連れてましょう。そしておしっこをさせてあげて、褒めてあげましょう。叱るよりもタイミング良く褒めた方が、しつけとしては効果的で問題点も治ります。
 
叱られても、犬が「かまってもらえる」と変に覚えてしまうと、うれしょんが改善されないということもあります。うれしょんされても、冷静に対応することが重要なのです。

うれしょんをさせないようにするには

うれしょんの回数が多く、絶対にやめさせたいと感じるのであれば、しっかりとしつけることが大切です。愛犬に「うれしょんをした」ことを意識させないようにすることです。「興奮してアピールすると無視される」「大人しくしているとかまってもらえる」という風に理解し始めます。「おもらしをしても良いことは起こらない」と理解させるのです。
 
抱っこをするとうれしょんしてしまう場合、おしっこをしたらすぐに地面に下ろします。撫でている時であれば、すぐに撫でるのを止めます。
 
そして、愛犬が諦めて落ち着いてきたら、かまってあげます。これを何度も繰り返しましょう。そうすることで愛犬が自分で感情をコントロールできるようになるのです。

まとめ

犬は人間と言葉を使ってコミュニケーションをとることは出来ませんが、身体全体、表情で表現をしてくれます。しっかりと、愛犬の心の声を聞いてあげましょう。