
近年益々ペットブームが盛んになってきており、犬や猫を飼う人たちが増えています。犬や猫などペットと一緒に過ごす日々はとても楽しく、時には癒しとなってくれたりもします。
しかしそれはしっかりしつけがされているからこそのこと。そこで今回は、犬のしつけの中でとっても可愛らしいポーズである「ちょうだい(ちんちん)」の教え方についてお伝えしていきます。
目次
ちょうだいのポーズ(ちんちん)を教える前に準備するもの
犬が後ろの脚だけで立っておねだりするように何度も「ちょうだい!ちょうだい!」ってやってくるのを見るとすごく愛らしくて可愛いです。
「ウチの愛犬もちょうだいのポーズを覚えさせたい」と思っている飼い主さんも少なくないでしょう。
そんな、愛犬にちょうだいのポーズを教える前に準備しておきたいことをまずはお伝えしておきます。
準備するもの①:一口サイズのおやつ
まず犬がもらって喜ぶようなご褒美を前もって準備します。この時一口サイズのおやつが適切でしょう。
ちなみにご褒美は教えたことが上手にできた時にあげるので、かるく空腹の状態が効果的です。
準備するもの②:練習しやすい環境
犬にちょうだい(ちんちん)などの芸を覚えさせる時には、テレビなどの音が出るものは消し、練習に集中できる環境をつくることが大切です。
また、犬の集中力はもって15分くらいです。あまり長時間しつけを行うとストレスになってしまうので15分くらいを目途に休憩をとるなどして止めましょう。
このように準備が整ったら、実際にちょうだいのポーズの練習を始めましょう。
ちょうだいのポーズ(ちんちん)を教える時の手順
では具体的にどうやってちょうだい(ちんちん)のポーズを教えるのか?その手順をお教えいたします。
レッスン①:オスワリ&マテを覚えさせる
ちょうだいのポーズは、オスワリの状態から前脚をあげることで「ちょうだい」になるわけですから、まずはオスワリを覚えさせます。
その状態から手のひらを犬の顔に近づけ「マテッ!」と声をかけます。そこでちゃんと待つことができたらご褒美を与え、おもいっきり褒めてあげてください。
レッスン②:前脚をあげる練習
次にご褒美を手に持ち、オスワリからマテの状態を保ち、犬の鼻先にご褒美を持っていってそのまま腕を上げていきます。
上げたご褒美につられて犬の前脚が上がり、腰を立てた状態になったらそこで「マテッ!」の合図をしてそのままの姿勢を維持させます。
前脚をあげてマテの姿勢を維持することがしっかりできたらそこでご褒美をあげながら、おもいっきり褒めましょう。
レッスン③:指示と行動を結びつける
「前脚を上げ、ご褒美を与える」ということを繰り返しおこない、うまくできるようになってきたら次に前脚を上げる直前に「ちょうだい」という指示を出します。
前脚を上げる直前に「ちょうだい」ということを繰り返しおこない、その後「ちょうだい」と言ったら前脚が上げられるようになればバッチリです。
ちょうだいのポーズの教え方 まとめ
いかがでしたでしょうか。愛犬がちょうだい(ちんちん)のポーズを上手にできるようになったらとても嬉しいことですよね!
しかし、ちょうだいのポーズもそうですが犬をしつけるということはある程度根気のいることです。
また、大切なのは教えたことを一つでもができたらその都度ご褒美を与えおもいっきり褒めてあげることです。
そうすることで犬も喜び、早くマスターするようになりますから、愛情を持ってしっかり練習してみてください。