家族の一員として犬を迎え、かわいがっているご家庭も多いと思います。犬を飼うと毎日の日課となるのが散歩ですよね。
 
散歩のときには近所の人とすれ違ったり、散歩のときにうんちを済ませたりする場合もあり、公共のマナーを守るために様々なしつけが必要になります。
 
散歩のときに困ることとしてよく聞くのは、リードを噛むことが多いというお悩みです。今回は犬がリードを噛む時のしつけ方についてご紹介します。

犬がリードを噛むのはどうしてなのか?

まずは、犬がどうしてリードをかじるのか知っておくことが大切です。
 
犬は本能的に何かをかじる習性があります。そして何かを引っ張るのが大好きです。
 
犬が野生にいるときは、餌を見つけると引っ張って運んだり、いろいろなものをよくかじったりします。そのため、飼い主が引っ張っているリードを見ると、犬自身も本能的に引っ張りたい、かじりたいと感じるため、散歩中にリードを引っ張るという行動が起こります。
 
また、飼い主が持っているリードを噛んで引っ張るということは、主従関係がきちんと結べていない可能性があります。犬は野生では群れをつくり、リーダーに従って生活しています。
 
飼い犬の場合、飼い主がリーダーになってしつけをする必要がありますが、主従関係が結べている場合は飼い主の持っているものを引っ張ることはありません。犬は飼い主よりも立場が下であると教える必要があります。

犬がリードを噛む時のしつけ方とは?

本能的といっても、人間と暮らす犬は噛んでいいものとそうではないもの、引っ張っていいものとそうではないものをしっかりとしつける必要があります。ここでは犬がリードを噛まなくなるようにしつける方法についてご紹介します。

主従関係をみなおす

犬よりも飼い主のほうが上の立場であると認識させるためには、むやみに頭をなでたりおやつをあげたりしない、おやつやごはんを上げる時には必ず「待て」をさせる、などの基本的なしつけをしっかりとしていくことが大切です。
 
かわいい犬を甘やかしたくなるのもわかりますが、むやみにほめたり甘やかしたりすると飼い主はなめられてしまい、言うことを全くきかない犬になってしまいます。飼い主と飼い犬の関係を見直しましょう。

リードを噛まないように教える

散歩以外の時にリードは噛んではいけないものである、としつけをしてみましょう。犬の首輪を持った状態でリードを犬の前に置き、それを犬が噛んだら、音の刺激などでびっくりさせて「だめ」ときちんと教え、噛むのをやめさせます。
 
リードを噛まなかったらきちんとほめてあげましょう。これを繰り返し、リードは噛んではいけないものであると認識させましょう。

散歩に行ったときにリードを噛んだらその場でしつける

散歩中にリードを噛んだら、その行為がいけないとその場で教える必要があります。家でしつけるときと同じように音の刺激でびっくりさせ、リードをはなさせた後に「だめ」と教えます。
 
ここで注意する必要があるのは、リードを離したときにご褒美を上げてはいけないということです。犬はリードを離したことでおやつをもらえたのではなく、リードを噛んだことでご褒美がもらえたと勘違いしてしまい、リードを噛む癖が悪化する可能性があります。

リードに犬が苦手な味のスプレーをかける

この手段は最後の手段ですので、あくまで基本的なしつけをきちんとしてから保険のために使う手段と考えてください。
 
犬が苦手な味がするスプレーはペットショップなどで販売されています。このスプレーをリードに吹きかけて、リードを噛むと嫌な味がすると犬に認識させます。そうすることで犬はリードを噛まなくなります。

犬がリードを噛む時のしつけ方 まとめ

このように、犬がリードを噛む時は、そもそも飼い主を自分より弱いものとして認識している可能性があります。
 
まずは主従関係のしつけから見直し、そのあとにリードは噛んではいけないものだと認識させるしつけを行いましょう。
 
時間と根気は必要ですが、どこに行ってもかわいがられる犬になるためには努力を惜しんではいけません。根気よくしつけをしてあげましょう。