アイコンタクトをとるしつけ

褒め言葉・愛犬の名前を覚えるしつけの方法

1:環境を整える

まずは、環境を整えます。最初は静かな環境・1対1で相対せる環境がよいでしょう。
 
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2:覚えてもらう言葉を決める

一度にいろいろな言葉を順番に教えても、なかなかすぐには覚えられません。その為、まず1つの言葉を集中して教え、覚えてからもう1つの言葉、と順番に教えていく方が、犬も覚えやすいです。

3:犬の名前を、はっきりと発音。名前を呼ぶと同時に、ご褒美をあげる

余裕があれば、飼い主さんの目元におやつを持って行って、犬がアイコンタクトできるように誘導しながら名前を呼び、ご褒美をあげると効果的です。また、これは「古典的条件付け」です。
 
犬にとって「名前を呼ばれる」「褒め言葉をもらう」ことはすべて「受け身」です。言葉とご褒美を結びつけるためにも、言葉を発してからご褒美をあげる間隔は一秒以内にしましょう。
 
また、必ず「言葉」を先に発してから、ご褒美をあげましょう。ご褒美をあげてから「言葉」をかけても、不思議なことに覚えてくれないそうです。この紐づけを何度も繰り返しましょう。次第に、名前を呼ぶだけで、愛犬が喜ぶしぐさを見せたり、反応するようになります。
 
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叱るときには名前を付けない

今回のしつけによって、「犬の名前=いいこと」という紐づけをしました。しかし、ついうっかりしてしまいがちなのが、「叱るときに名前を呼ぶ」こと。
 
「叱る方法」でご説明したとおり、叱るときは短い単語を大きく発します。「あ”!」とか、「痛い!」などなど。この時に名前を呼んでしまうと、犬にとって褒められる言葉だった「名前」が、「よくない言葉」になってしまうかもしれません。 認識が変わってしまうと、名前を呼んでもアイコンタクトをしなくなってしまいます。
 


そっぽをむいている愛犬とアイコンタクトをする

犬に名前を教える時に、アイコンタクトをとれるよう誘導しながら教えていた方は、難なくクリアできるかもしれません。

1:犬と飼い主さんの距離を整える

まず、犬を飼い主さんと近い距離(すぐにご褒美があげられる距離)に置きます。最初は、リードを付けてあちこちに動き回らないようにしてもいいと思います。私も、授業の時はリードを付けてしつけしました。

2:名前を呼び、愛犬が目を合わせたらすぐにご褒美をあげる

犬の様子を見て、タイミングを見計らって名前を呼びます。名前は何度も呼ばず、一度だけにしてください。(連呼しないと振り向かなくなるといった変な学習の仕方を防ぐため)
 
反応してこちらを見たら、すぐに(1秒以内)ご褒美をあげます。また、おやつをあげると同時に褒め言葉や、犬を撫でてあげたりとスキンシップもとってください。
(褒め言葉や、スキンシップを「ご褒美」と認識させるため)
 
これは、「オペラント条件付け」です。このしつけによって犬が「飼い主さんと目を合わせる」行動を「ポジティブな感情を得る行動」として認識します。
 
もし、犬がまだ名前に全く反応しない場合は、焦らずにステップ1に戻りましょう。また、最初のうちは犬がこちらを見た瞬間に名前を呼んで、ご褒美を与える方法もおすすめです。
 
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3:何度も繰り返す

間を置いたり、メリハリをつけながら繰り返ししつけをしましょう。連続して5回程度アイコンタクトをとれたら、次のステップにいきましょう。

愛犬の注意が向いていない時など、いろいろな環境下でアイコンタクトをする

  1. わざとご褒美を飼い主さんの視線から外れる位置に持って行って、その状態で名前を呼んでみる。
  2. 遊んでいておもちゃに気をとられている時に、不意に名前を呼んでみる。
  3. お散歩中等、いろいろな場所で名前を呼んでみる。
    (公園、道路の脇、自宅の前、通行人がいるとき、などなど)
  4. ご褒美に「おやつ」をあげる回数を徐々に減らしていく
    (褒め言葉やスキンシップは毎回しましょう!)

 
段階を踏んで、いろいろな場面でアイコンタクトをとる練習をしましょう。もちろん、1つの場面を何回も繰り返すことが必要です。1番がうまくいかないのであれば、注意をそらす物がない場所でのアイコンタクトをとる練習に戻りましょう。1番ができるようになったら2番。その次は3番・・・
 
犬のペースに合わせて、できたことを全力で褒めてあげてください。また、犬の集中が切れてしまったときは、無理をせずに休憩したり、日を改めたりしましょう。

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