犬の体に自由に触れるしつけ(ボディコントロール)の必要性

なぜ犬の体に自由に触れるようにしつけをする必要があるのか。このしつけ、意外と重要なのです。このしつけをしなかった場合の、危険な例をいくつか挙げてみましょう。
 

  • 散歩をしていて、通りすがった人が「かわいい!」と愛犬を突然触った。驚いた犬が、思わずその手を噛んでしまった。
  • 公園で遊んでいたら、傍で遊んでいた子供が突然尻尾を引っ張った。嫌がった犬が、噛んでしまった。
  • 何か犬の口の中に違和感がある様子。口の中を覗こうと触ったら、嫌がって見せてもらえない。
  • 動物病院に連れて行った。獣医さんが触診のために犬を寝かそうとしたら、怒って逃げ出した。

 
このように、ほかの人を傷つけてしまう危険性や、体調不良の時に診察ができない危険性もあるのです。

犬のゴール(目標)を整理する

さて、今回のしつけでの犬の目標はどのようなものでしょうか。
 

犬の体を触り、さらに体の一部を人が動かしても嫌がらない、動じない

 
これが目標になります。逆に、してほしくないことはどうでしょう。
 

犬の体を触ると嫌がる、体の一部を人が動かすことも嫌がる

 
ですね。
 
今回のしつけの場合、アイコンタクトをとるしつけの場合と同様に「罰」というものは使いません。なぜかというと、「罰」を使うことで、「体を触られる」=「嫌なことがある」という誤解が生じるのを避けるためです。
 
対人の場合であれば、「どうして罰を与えたのか」を伝えることができます。しかし、犬の場合は言葉で伝えることができません。その結果、「体を動かしたから罰を与えた」のですが、その前の「体に触れられた」ことと「罰」が結びつく可能性があるのです。
 
ですので、このしつけでは「罰」は使用しません。してほしくないことをしたときは、ご褒美を与えないで行動を抑えましょう(負の弱化)。
 
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長くなりましたので、一度区切って次回に「犬が体を触られても嫌がらないしつけ」をご説明します。

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