犬のしつけは難しい。そう思いながら犬にしつけをしても上手くいきません。愛犬が進んで覚えたくなる犬のしつけを紹介します。愛犬と楽しみながら共に成長しませんか?

犬のおすわりのしつけ

2015.03.11

犬のおすわりのしつけ はコメントを受け付けていません。

「おすわり」を犬にしつけする重要性

犬におすわりをしつけることは重要です。
何かしてほしくない行動を静止する時、「おすわり」を指示することで静止できます。
更に、おすわりをさせることで興奮しすぎる事を防いだりと、「おすわり」をしつけする事は犬のハンドリングで重要な位置づけです。

また、「おすわり」にはカーミングシグナル(不要な争いを避けるために、自分の立場や感情を知らせる、身体を使った表現)の役割もあります。
散歩中に出会った犬が興奮している時、愛犬を「おすわり」させることで、双方の犬を落ち着かせることができる場合があります。

 

「おすわり」のしつけでの愛犬の目標を決める

「おすわり」をしつけするにあたっての、犬の目標(ゴール)を決めましょう。

「おすわり」の指示で犬が腰を落とし、地面にお尻をつける。じっとしている。

これが、理想であり目標ですね。
逆に、してほしくない行動はどのようなものでしょう。

「おすわり」の指示を出しても、犬が落ち着かない。腰を落とさない。

このようなものでしょうか。

犬がどのような行動をとった時に「ご褒美」をあげるのか、きちんと整理しておきましょう。

 

家族内で指示語を統一しておきましょう(「おすわり」「シットダウン」「すわれ」などなど)

 「犬のしつけをする時の条件」でお話ししたとおり、「おすわり」をしつけする際の指示語を家族内で統一しましょう。

ある人は「おすわり」と指示をだし、またある人は「シットダウン」「すわれ」等のいろいろな言葉で指示を出してしまうと、愛犬は混乱します。

最終的に、どの指示語でも「おすわり」ができないという結果になってしまうかもしれません。

事前に、家族内で指示語を一つに絞り、必ず指示語を統一しましょう。

 

「森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法」

 

「おすわり」のしつけを実際に行う

 ご褒美(おやつ)を使い、おすわりを誘導する

最初はおやつを使い、おすわりを誘導しましょう。

まずは、手におやつを隠します。
犬は、匂いで飼い主さんの手の中におやつがあることに気づくでしょう。
しきりに匂いを嗅いでくるはずです。

犬のおすわりのご褒美誘導そのまま、鼻先からおでこを通り、犬の頭上におやつを掲げます。
コツは、犬の顔に沿うくらいに密接させておやつを移動させます。
犬の顔がおやつに追従して動くと思いますが、動く前にあった犬の顔の位置に沿って動かすと良いです。

犬は、おやつに釣られて鼻先を上に向けるでしょう。
犬の顔に沿わせておやつを動かしているので、犬は立っているままだと窮屈です。
首が窮屈でないように自然と腰を落とし、お尻を地面につけます。

犬の顔に沿わせておやつを誘導したのは、犬の顔とおやつの間に空間があると、犬が動きやすくなるためです。
お尻を付ける前に後退して立ったままをキープしてしまったり、逆に前進してしまったりと、うまくいかない場合があります。

犬が「おすわり」をできた瞬間に、「おすわり」と予め決めておいた指示語をだし、ご褒美をあげます。
おやつだけでなく、褒め言葉やスキンシップをしっかりとってあげましょう。

このステップを何度か繰り返します。
次第に、抵抗なく「おすわり」ができるようになるでしょう。

 

おやつを持っていない手で誘導する

今度は、おやつを持たない手で誘導します。

先ほどと同じように手を動かします。
犬がスムーズにおすわりをできた瞬間に指示語をだし、ご褒美をあげます。
まず先に褒め言葉をあげ、ご褒美とスキンシップをした方が、ご褒美をあげやすいかもしれません。

もし、スムーズにおすわりができない場合は、前のステップに戻るか、おやつの匂いを手に付けて行ってみると良いでしょう。

このステップを何度か繰り返します。

 

誘導の前に「おすわり」の指示語を出す

誘導しないで、「おすわり」の指示語を出しましょう。
この時、ハンドサインを交えておくと、ハンドサインを教える予定の場合は楽になります。
ハンドサインを交える場合は、これ以降必ず「指示語」と一緒に「ハンドサイン」も出しましょう。
私は、誘導をコンパクトにした動き、ということで、人差し指を上に向ける動作で覚えさせました。
スムーズにおすわりができたらすかさずご褒美をあげましょう。
スキンシップと褒め言葉もお忘れなく。

もし、スムーズにできない場合は誘導して、おすわりができた瞬間にご褒美をあげましょう。

何度か繰り返し、「おすわり」の指示語で誘導なしでおすわりができるようにしましょう。

 

様々な場所で「おすわり」の指示語を出す

家の中、何かに気がそれている時、散歩中、お友達の家で・・・
様々な場所やシチュエーションで「おすわり」の指示語を出してみましょう。

最初はそこまで気がそれない場所から始めるのが良いでしょう。
気がそれて上手くできない場合は、躓いたシチュエーションより落ち着いた場所で繰り返し「おすわり」を練習します。

あらゆるシチュエーションで「おすわり」ができるようになることが目標です。
犬の安全を守るために、とっさに「おすわり」の指示を出した時にきちんと「おすわり」ができるようにしておきたいものです。

 

ご褒美におやつを使う回数を減らしていく

次第に、おやつをご褒美に使う回数を減らしましょう。

最終的に、褒め言葉やスキンシップをご褒美にします。

 

文章にしてみると長いですが、「おすわり」は比較的スムーズに習得することができるしつけです。

これまでに「アイコンタクトをとるしつけ」や「褒め言葉、名前を覚えるしつけ」によって犬とコミュニケーションをしっかりとれている飼い主さんなら、スムーズに習得させられるでしょう。

 

 

おすわりのしつけは、基本的なしつけであり、犬の性格や個性を把握する点でも重要なしつけと言えます。
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次回は、「犬のふせのしつけ」についてご紹介します。

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