犬のしつけは難しい。そう思いながら犬にしつけをしても上手くいきません。愛犬が進んで覚えたくなる犬のしつけを紹介します。愛犬と楽しみながら共に成長しませんか?

「叱る」とはどういう意味? 犬の正しい叱り方

前回の「褒める意味・叱る意味、犬の正しい褒め方」はこちら

 

「叱る」とは何か

「叱る」と「怒る」は違うと、聞いたことはありますか?
「叱る」は良くない行いをたしなめるために、「理性」で怒りなどを抑えて注意・指摘する事なのだそうです。
「怒る」は、感情のままに相手にぶつけることなのだそうです。
辞書上では、あまり大差ないようなのですが、最近ではこの様にして差別化しているようです。

当サイトで「叱る」という言葉を選んでいるのは、上記の理由からです。
何度も何度もしつこいですが、犬には言葉は通じません。
言葉で説明しようと思っても、伝わらないわけです。
ましてや、怒りのままに言葉で怒ってしまったら、犬はちんぷんかんぷん。
「あの人、よくわからないけどすぐ怒る怖い人」なんて思われて、嫌われてしまうかも・・・
これではしつけで良くない行動を治してもらうどころか、お互い良い関係で生活ができません。

ですから、間違った行いを正す時には、態度で示してあげる必要があるわけです。

「あなたがしたその行動で、私は嫌な思いをしたよ」と。

兄弟犬や母犬がいる場合、してはいけないこと、
されたら痛いこと、嫌なことはお互いで教えあってくれます。
しかし、犬が一人っ子の場合や、人間と愛犬の間の「してはいけない」ルールはあなたが教えるのです。

では、どのように態度に示すのか。

一番効果的な方法は、子犬同士・親犬と子犬のコミュニケーションから学ぶことができます。

 

犬同士では、「嫌なこと」をどうやって伝えているの?

ポメ文字なし150-150さて、犬同士ではどうやって「私それイヤ!」と伝えているのでしょうか。

子犬同士でじゃれあっている姿を覗いてみましょう。

 

チワワの子犬と、ダックスの子犬がじゃれあっているとしましょう。
ダックスが遊びんでいる時に興奮して、思わずチワワの足を強く噛んでしまったようです。

「キャン!」

チワワは叫んで、さっきまで楽しそうに遊んでいたのに、別の部屋に行ってしまいました。
「どうしたの?遊ぼうよ」 ダックスはきょとんとしてチワワを遊びに誘いますが、
チワワは素っ気無い態度でどこかへ行ってしまいます。
「構ってもらえないや、つまらないの」 ダックスは諦めておもちゃで遊び始めました。
しばらくするとチワワが戻ってきて、何事も無かったように二人で遊び始めました。

 

さて、こうして彼らは同じ事を何回か繰り返します。
そうしてダックスは「噛むと相手がどこかへ行ってしまう、遊んでくれない」
→「どこまで強く噛むと相手が嫌がるのか」を覚えます。
甘噛みをしなくなるわけです。

 

ポイントを見てみましょう。ちなみに、すべて現行犯です。
後から叱っても、犬は何で怒られたのかわかりません。

  • 一言強く叫ぶ
    犬が少し驚くくらいの大きさで大丈夫です。
    あまり長く叱ってはいけません。一言だけです。
    何故かというと、「構ってもらえた」という勘違いを避けるためです。
    「構ってもらえた」と勘違いさせてしまうと、同じ事を繰り返す可能性があります。
  • 犬の望む事に応えない
    「犬の要求を呑めば、しなくなるし・・・」なんて思ってごはんをあげたりしていませんか?
    「これをすれば、ごはんがもらえる、してほしいことをしてもらえる」と、繰り返してしまいます。
    問題行動が収まった時に、望む事をしてあげてください。
  • 犬のいる部屋から立ち去る、もしくは背中を向けて対応しない
    室内であれば、犬のいる部屋から立ち去って、犬の相手をしないようにします。
    室外であれば、犬から離れるのは危険な場合もありますので、
    背中を向けてしまって相手をしません。
    「これをしたから、飼い主さんに構ってもらえない。つまらない」
    と思ってもらいましょう。
  • しばらく構わないでおいて、犬が落ち着いたり、問題行動をしなくなったら部屋に戻り、何事も無かったように接する
    問題行動を犬がやめたら、深追いして叱るのはNGです。
    何事もなかったっよに接してあげてください。
    行動をやめてからも態度を素っ気無くしていると、
    「何かよくわかんないけど冷たい人」になってしまいます。
  • 犬が問題行動をしてしまったら、一貫して同じ態度を取る
    叱る時もあれば、叱らない時もある、はNGです。
    犬は「していい事」なのか「してはいけない事」なのかがわからず、混乱してしまいます。
    一貫して同じ態度を取ってあげてください。
  • テンションをあげない。叫びすぎない
    良くある失敗例として・・・ 愛犬が甘噛みをしたとします。
    「あ~!!○○ちゃんだめ!咬んじゃだめ!やめなさい~!!」
    ここまで読み進めてくださった皆さんなら、犬がどう捉えたか、わかるはず。
    そうです。「ここをかじると、飼い主さんが飛んできてくれる、構ってくれる」・・・。
    犬が良くないことをしてしまったら、
    一言声を上げた以外は静かに。テンションをあげないで。
    褒める時とのギャップを持たせましょう。

以上が、甘噛みなどの人に対する問題行動の叱り方です。
どうでしょう、思っていた叱る方法と同じだったでしょうか、違ったでしょうか?
一度叱ったからと言って、すぐに良くない行動が改善されるわけではありません。
犬が覚えられるまで、何度も根気良く教えてあげてください。

 

 

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次ページに、物をかじる等の人に対する問題行動以外の叱り方を説明します。

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